展示スケジュール

棟方志功記念館 展示予定

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【春の展示】
会期 3月14日(火)~6月18日(日)

 棟方志功の代表作に「海道シリーズ」がある。
 これは、昭和39年に発表した「東海道棟方板画」「追開棟方板画東海道妙黛屏風」から始まり、「西海道棟方板画」(昭和45年・九州)、「南海道棟方板画」(昭和47年・四国)、芭蕉の奥の細道を辿る「奥海道棟方板画」(昭和48年)「羽海道棟方板画」(昭和49年)と続いている。棟方がこのシリーズでとらえた風景は、単にその景色を写すだけではなく、人々の暮らしに関わる風景を描いたものとなっているが、春の展示では「追開棟方板画東海道妙黛屏風」を主に、棟方の目がとらえた風景を板画、倭画、油絵などで描いた作品を紹介するほか、晩年に多く制作した棟方の心象風景ともいうべき作品を紹介する。

【夏の展示】
会期 6月20日(火)~9月24日(日)

 棟方志功は自身が描く肉筆画を倭画と呼んでいた。「絵画は塗るのではなく、描くことである」ということを信条としたところから、敢えて倭画と呼んだものである。
 この倭画について≪絵は直接筆のついたところが効果ともなり結果ともなる≫と語っているように、倭画は板画のような表現とは違い、筆が自在に動くため描線一本一本が非常な速さで描かれている。
 また、≪(ネブタは)強烈きわまる染料で黄、赤、青、紫の、様々な極端な原色を駆使して作るのです。このネブタの色、これこそ絶対混じりけのない私の色彩でもあります≫と語る棟方は、白と黒のバランスから生まれる美を目指した板画に対し、倭画では鮮やかな色彩を駆使した華やかな作品を多く制作した。
 夏の展示では自在な描写と華やかな色彩の倭画を主に紹介する。

【秋の展示】
会期 9月26日(火)~12月17日(日)

 棟方志功は板画家として著名であるが、その出発点は油絵であり、棟方の最初の画集は昭和17年に出版された「棟方志功画集」という油絵画集であった。
 絵画に興味を持ち、画家になりたいという想いを抱き始めていた頃に棟方はゴッホの油絵と出会い、油絵画家を目指した。昭和3年の帝展入選を機に版画を始めるようになったが、油絵を描くことはやめなかった。「わたくしは、油絵を描くことが、板画や日本画を為すよりも、わたくしを更に真裸にしているのを知っています。描写ということの意義甚大を憑くようにわたくしは油絵に執ります」と、その魅力を捨てられなかったのであろう。戦時中、絵の具の入手が困難だったころも、わずかに残ったチューブから絞り出しては好きな油絵を描いていたという。秋の展示では棟方志功50年の画業の中での初期から晩年までの油絵作品を紹介する。

【冬の展示】
会期 12月19日(火)~平成30年3月18日(日)

 棟方志功はたくさんの書作品を遺しているが、特に晩年の書には力強さを感じる。
 棟方作品にはこのような書作品だけではなく、絵画と文字が一体となった作品や文字そのものを絵画作品としたものなど、文字と関わる作品が数多くある。
 画家との交流より文学者との交際が多かった棟方は言葉や文字に対する想いが、より強く働いたのであろう。
 画家を目指して上京後まもなく、川上澄生の版画「初夏の風」を見て絵画と詩句を一体化させることに魅せられ、自身も版画を始めるようになった棟方にとって、文字あるいは言葉というものは創作活動には欠かせはい、それ以上にお互いを高めあうものだったのではないだろうか。
 冬の展示では書作品のほか、文字と一体となった板画、倭画などの作品を主に紹介する。

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