棟方志功記念館

   

棟方志功記念館について

棟方志功記念館は、青森が生んだ世界に誇る板画家棟方志功の文化勲章受章を讃え、その芸業を末永く後世に伝えるため、青森県、青森市をはじめ、多くの方々の協力のもと、1975年(昭和50年)に開館しました。
校倉造りを模した建物は、池泉回遊式の日本庭園と調和し、落ち着いた佇まいは、季節の移ろいとともに四季折々の風情を感じさせてくれます。

2012年(平成24年)鎌倉市・棟方板画館を吸収合併したことにより、収蔵作品数は国内最多を誇ることとなりました。その充実した作品群から年4 回の展示替えを行い、《二菩薩釈迦十大弟子》を初めとするダイナミックな板画のほか、繊細な表現を見せる倭画(肉筆画)・ゴッホに憧憬した油絵・力感に溢れた書などの作品展示に加え、板木を含む関連資料など幅広く紹介するよう努めています。

二菩薩釈迦十大弟子

《二菩薩釈迦十大弟子》板画
1939/1948改刻(1967摺)

門世(安於母利妃)の柵

《門世の柵(安於母利妃の柵)》板画 1968

神説御蓬莱之図

《神説御蓬莱之図》倭画
1963

太陽花黄図


《太陽花 黄図》油絵
1972

雲隠

《雲隠》石版画
1974

花深処无行跡

《花深処无行跡》書
1965