棟方志功記念館

   

夏の展示

夏の展示
点と線と面-板画の美しさ-

2021年6月15日(火)~9月20日(月)
午前9時~午後5時
月曜日(祝日及び6月28日、9月13日、7~8月は無休開館)

 棟方は「板画は何か普通の絵とは違う、だから絵であらわせぬものをつくらねばならない」「絵を模様化することが一番の板画への早道ではないか」(『板画の道』1956)とし、遠近法を用いて空間の広がりを表現する油絵とは異なる、模様化・装飾化するという独自の板画表現を生み出しました。彫刻刀で彫った部分が白い点や線となり、残りの板の部分が黒い面となる木版画において、白と黒の絶対比こそ美しいとし、線や面、装飾表現を駆使して日本伝統の木版画の美しさを追求し続けました。「油絵は原色で混りっ気のないものを描こう、板画では、黒と白を生かしてゆこう」(『板極道』1964)と話すように、板画、倭画、油絵、書それぞれの美しさを模索し描いています。夏の展示では、板画を中心に展示することで、棟方がめざしたそれぞれの美しさを浮かび上がらせます。

主な展示作品

《十和田奥入瀬C》 板画
1932

《いろは板画柵》板画
1952

《富士山図・湧靄頌》倭画
1966

《湯ヶ島眺望図》油絵
1974