棟方志功記念館

   

棟方志功サミットin杉並

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棟方志功サミットとは、棟方志功にゆかりのある青森県青森市(誕生の地)、東京都中野区(上京後に居を構え、板画家として飛躍を遂げた地)、富山県南砺市(疎開先であり成熟の地)、東京都杉並区(南砺から帰京後亡くなるまで居を構えた地)岡山県倉敷市(信頼を寄せる大原総一郎氏の暮らす地で、大原家の襖絵や倉敷国際ホテルの板壁画などを手掛けた)の5都市が、互いに情報を共有し密に連携することを目的に、一堂に会するイベントです。2016年に青森市で第1回目が開催されて以降、中野区、南砺市と続き、2021年は杉並区での開催となりました。

去る11月28日(日)、杉並区立勤労福祉会館を会場に行われ、5都市の首長や関係者、杉並区民の皆様が集いました。当館学芸員も出席して参りました。

棟方志功令孫で棟方志功研究家の石井頼子様による基調講演、そして「棟方志功が地域に与えたもの」をテーマに各首長からのプレゼンテーション、という約2時間のプログラムでした。石井氏は幼い頃6年間杉並(荻窪)の家で棟方とともに暮らした経験があり、孫ならではの貴重なお話を聞くことができました。また各首長のプレゼンでは、5都市それぞれの棟方志功の顕彰事業や棟方の名を活かした観光振興への取り組みを知ることができました。

サミット前日の27日(土)、関係者は一足早く杉並を訪れ、杉並区立郷土博物館本館・分館で開催中の展覧会「棟方志功サミットin杉並」記念特別展 棟方志功と杉並ー「荻窪の家」と「本の仕事」を鑑賞しました。棟方と杉並の人々との関わりを示す作品や、装丁を手掛けた本の数々…その中でひときわ目を引くのが、「雪隠観音」です。雪隠とはトイレのこと。棟方は自宅のトイレの壁いっぱいに観音様の絵を描いていました。それが実物大で再現されています。

会期は12月5日(日)まで。まもなく終了ですが、お近くの棟方ファンの皆様、ぜひ訪れてみてください。

https://www.city.suginami.tokyo.jp/event/kyouikuiinnkai/kyodohakubutsukan/1068794.html

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