7月16日(日)、棟方志功生誕120年記念特別展「友情と信頼の障屏画」関連イベントとして、第5代ねぶた名人千葉作龍さんと鑑賞！《禰舞多運行連々絵巻》をねぶたの家ワ・ラッセで開催いたしました。お子様、ねぶたに詳しい方、県外からいらした方など、幅広いお客様がご参加くださいました。

1974年、『別冊太陽　棟方志功特集』の企画で制作した《禰舞多運行連々絵巻》。その長さはなんと17ｍ！ねぶた運行の様子をぎっしりと描き込んでおり、ねぶたが大好きだった棟方の思いが溢れている作品です。今回の鑑賞用に用意したのはレプリカではありますが、展示ケースがなく至近距離で鑑賞できるというのがこのイベントの醍醐味でもあります。

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講師の千葉作龍さんは、青森市章や一人担ぎねぶた、七夕祭の提灯など、描かれたモチーフの解説を、志功さんへの敬意も込めながらたっぷりとしてくださいました。長年ねぶた制作者として活躍し、また棟方と親交のあった千葉作太郎さんを父に持つ千葉さんならではのお話は楽しく興味深いものでした。

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棟方が描いた港まつり（「青森ねぶた祭」の名称が固定される前の名称）ポスターや、千葉さんが制作した志功ねぶた、黒滝武蔵さん制作の志功人形などの展示物も会場の雰囲気を盛り上げてくれました。

このような機会は今後も設けたいと思います。千葉さん、ご参加の皆様、ありがとうございました。