棟方志功記念館

   

青森県立美術館で「生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ」が始まります。

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7月29日(土)より、青森県立美術館で「生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ」が始まります。

「世界のムナカタ」として国際的な評価を得た版画家・棟方志功(1903-1975)。一心不乱に板木に向かう棟方の姿は、多くの人々の記憶に刻み込まれています。棟方が居住し、あるいは創作の拠点とした青森、東京、富山の三つの地域は、それぞれに芸術家としての棟方の形成に大きな影響を与えました。棟方の生誕120年を記念し、各地域の美術館(富山県美術館、青森県立美術館、東京国立近代美術館)が協力して開催する本展では、棟方と各地域の関わりを軸に、板画、倭画、油彩画といった様々な領域を横断しながら、本の装丁や挿絵、包装紙などのデザイン、映画・テレビ・ラジオ出演にいたるまで、時代特有の「メディア」を縦横無尽に駆け抜けた棟方の多岐にわたる活動を紹介し、棟方志功とはいかなる芸術家であったのかを再考します。掌サイズの絵葉書から、公共の建築空間の大壁画まで、「板画」の可能性を広げ、様々なメディアを通じて「世界のムナカタ」が社会現象になるまでの道程―「メイキング・オブ・ムナカタ」を辿る大回顧展です。

青森県立美術館Webサイトより

5月21日で富山会場の展示が終わり、いよいよ青森での展示が始まります。
(最終会場、東京国立近代美術館は10月6日(金)〜12月3日(日) )

当館からも全体の約4割を占める作品を貸し出しています。
美術館以外の所蔵で普段は展示されないような作品や、展示機会のあまりない作品など
大小さまざまな棟方作品が集まる大規模展覧会となります。お時間に余裕をもってご観覧ください。

青森会場は、3会場の中で一番広く展示室を使用するため全作品が一度に展示されます。
※《二菩薩釈迦十大弟子》のみ改刻前と改刻後の入れ替えがあります。
会場が違えば展示環境や並び順、展示方法なども変わりますので、各会場で雰囲気の異なる展示が楽しめます。

当館受付と、県立美術館1F総合案内では、記念館と県立美術館の棟方展共通チケット「プレミアムデザインチケット」も販売中です。
(一般2,300円のみ。数量限定)
ぜひ、当館で開催中の記念特別展とあわせてお楽しみください。

会  期  2023年7月29日(土)− 9月24日(日)
開館時間  9:30 – 17:00(入館は16:30まで)
      ※7月15日(土)、8月19日(土)、9月23日(土)は20:00まで開館(入館は19:30まで)
休館日   8月14日(月)、8月28日(月)、9月11日(月)
観覧料   一般1,800円(1,700円)/高大生1,300円(1,100円)/小中生以下無料
      ※(  )は前売券、20名以上の団体料金および棟方志功記念館入場券を提示しての割引料金。
公  式  https://www.aomori-museum.jp/schedule/11835/

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