棟方志功記念館は、青森が生んだ世界に誇る板画家棟方志功の文化勲章受章を讃え、その芸業を末永く後世に伝えるため、青森県、青森市をはじめ、多くの方々の協力のもと、1975年(昭和50年)に開館しました。
校倉造りを模した建物は、池泉回遊式の日本庭園と調和し、落ち着いた佇まいは、季節の移ろいとともに四季折々の風情を感じさせてくれます。
2012年(平成24年)鎌倉市・棟方板画館を吸収合併したことにより、収蔵作品数は国内最多を誇ることとなりました。その充実した作品群から年4 回の展示替えを行い、《二菩薩釈迦十大弟子》を初めとするダイナミックな板画のほか、繊細な表現を見せる倭画(肉筆画)・ゴッホに憧憬した油絵・力感に溢れた書などの作品展示に加え、板木を含む関連資料など幅広く紹介するよう努めています。
![二菩薩釈迦十大弟子](http://munakatashiko-museum.jp/wp/wp-content/uploads/2020/11/museum_01.jpg)
《二菩薩釈迦十大弟子》板画
1939/1948改刻(1967摺)
![門世(安於母利妃)の柵](http://munakatashiko-museum.jp/wp/wp-content/uploads/2020/11/museum_02.jpg)
《門世の柵(安於母利妃の柵)》板画 1968
![神説御蓬莱之図](http://munakatashiko-museum.jp/wp/wp-content/uploads/2020/11/museum_03.jpg)
《神説御蓬莱之図》倭画
1963
![太陽花黄図](http://munakatashiko-museum.jp/wp/wp-content/uploads/2020/11/museum_04.jpg)
《太陽花 黄図》油絵
1972
![雲隠](http://munakatashiko-museum.jp/wp/wp-content/uploads/2020/11/museum_05.jpg)
《雲隠》石版画
1974
![花深処无行跡](http://munakatashiko-museum.jp/wp/wp-content/uploads/2020/11/museum_06.jpg)