青森県立美術館コレクション展2025-4「絵とわたくしと板画」

青森県立美術館コレクション展2025-4は、1月24日(土)から開催中です。
今回の棟方志功の展示テーマは、「絵とわたくしと板画」。
油絵と板画を展示しています。

油絵はどのように変化したのか、年代順に並べ変遷を辿ります。

小学校のころのあだ名は「セカイイチ」の志功さん。
はじめ油絵画家をめざしていましたが、西洋からきた油絵を描くということは、西洋人の弟子ではないのか――
と思い至り版画の道へと進みます。
また、師匠をとるとその師匠以上にはなれないと考え、教えを乞うことなく突き進みました。
そして一作品の大きさや見せ方、技法や表現で版画の常識を打ち破っていきます。

《東北経鬼門譜》全長約10mの大画面。仏さまの身を真っ二つに割るほどの祈りで故郷の幸を願います。
《大和し美し》彫った文字数は2,260字。全長約7mの版画による絵巻物。
《瞞着川板画巻》最後のまとまった仕事。病床でカレンダー用に13点選んで摺って彩色を施しました。
谷崎潤一郎「鍵」が休載になり、高まる創作意欲を維持するため谷崎の和歌を板画にしました。

一方で生涯にわたり楽しんだ油絵はどのように変化したのでしょうか。年代順に並べ変遷を辿ります。

油絵は原色を使い、キャンバスにぶつかるような勢いで絵具をのせていきます。

フォーヴィスムのようだと評されることもある油絵と、バイタリティあふれる板画をあわせて展示します。
作家にとって評価対象となる仕事とそれ以外の作品の相互作用や、
それぞれの画面の強度などに注目してお楽しみください。

青森県立美術館「コレクション展2025-4」
会 期:2026年1月24日(土)~4月12日(日)
休館日:2026年1月26日(月)、2月9日(月)、2月24日(火)、3月9日(月)、3月23日(月)
開館時間:9:30 – 17:00 (入館は16:30まで)
観覧料:一般 700円(560円)、大学生 400円(320円)、18歳以下および高校生 無料
※( )は団体料金
※心身に障がいのある方と付添者1名は無料
https://www.aomori-museum.jp/schedule/17343/

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