8月2日、今年も青森ねぶた祭は開催となりませんでした。
それでもやっぱりねぶたを感じたい!ねぶたを感じてほしい!
というわけで、始めたてのYouTubeで倭画《禰舞多運行連々絵巻》の解説動画を作成しました。
ねぶた運行の始まりから終わりまでを描いた、全長約17メートルの絵巻を紹介しています。
この絵巻は、亡くなる前年、1974年のお正月2日~3日にかけて描かれました。
志功さんのねぶたへの喜びや愛しさ、溢れる想いが感じられてこちらも胸がいっぱいになります。
ねぶた運行の行列の他にも、青森の思い出の場所を描いたり
祭りの由来やねぶたの製作過程、衣装や跳人について文字で書くうちに掛け声や囃子も調子をつけて書いていたりと
見どころがたくさんです。
中にはお祭り騒ぎで酔っぱらって寝転がる人の後方に
志功さんが箱やラベルのデザインをした津軽の地酒「遊天」も置かれています。
じっくり見るといろいろ発見があるかもしれません。
ねぶたのない夏、少しでもねぶた気分を味わっていただければ幸いです。